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主要タイヤ企業と交渉中のトルコゴム労組支援決議

7 April, 2006

ICEMゴム産業部会世界会議
2006年4月6日―7日
トルコ、イスタンブール

ICEMゴム産業部会世界会議がイスタンブールで開催されている今、トルコゴム労組の仲間は、タイヤ産業多国籍企業のグッドイヤー、ブリヂストン及びピレリと労働協約の団体交渉を行っている。

これらの企業は、労働費が高すぎることを理由ためにトルコから生産拠点を撤退する、と公言し、労働者に大きなプレッシャーを掛けて労働条件の譲渡を求めている。

過去10年間に4回、これらの企業はトルコ政府に対し圧力を掛けストライキの禁止を求めた。そのたびに、労働裁判所及びILOはストライキの全面禁止は非合法である、という裁定を出したにもかかわらず、企業側は今回もトルコ政府に対しストライキ禁止命令を出すようプレッシャーを掛けている。

ICEMゴム産業部会世界会議各国代議員はトルコゴム労組の仲間に対する全面的支援を宣言するとともに、グッドイヤー、ブリヂストン、及びピレリに対し、常識を持って行動し、誠実な姿勢で団体交渉に臨むことを要請する。

加えて、ICEMゴム産業部会世界会議はトルコ政府に対し、トルコゴム労組の仲間に保障された権利を擁護する国内法並びにILO条約を遵守するよう要請する。